9月20日(水)曇り。朝、9時の気温は17度。すずしく過ごしやすい朝です。昨晩は、PTAの常任委員会に参加いただきありがとうございました。2学期も保護者の皆様のご協力の下円滑な学校運営に努めて参りたいと思います。よろしくお願い致します。
さて、今日は、3~6年生は、9時30分に学校を出発し、長浜から白鳥丸に乗って、猪苗代湖の中心まで観察に行ってきます。3年生の子ども達に聞くと、船に乗って行くのは初めてという子もいます。実は、私も、そして、養護教諭の先生も、長谷川先生、淺井先生も初めてです。とても楽しみです。帰りには、鬼多見さんが、猪苗代湖の民話を子供達に語って下さる予定です。「ふるさとを知り、ふるさとを愛する子を育てる」良い学習の機会です。
磐梯観光船株式会社様、猪苗代の自然を守る会の皆様、猪苗代町当局のご支援を受けて、3年生から6年生までの児童が参加して猪苗代湖の湖心観察会を行いました。
9時45分、予定通り3~6年生を乗せた白鳥丸が長浜を出航しました。
白鳥丸の船内では、猪苗代湖の自然を守る会の鬼多見先生から、翁島小学校の名前の由来でもある「翁島」の紹介がありました。そして、2つクイズが出題されました。
第1問 猪苗代湖は、翁島のいくつ分の大きさでしょう。
第2問 山手線を一周回るのと、猪苗代湖を一周回るのでは、どちらが長いでしょう。 答えは、お子さんにお聞き下さい。
その後、湖心に着くまでの時間を利用して、鬼多見さんが「猪苗代の主」という民話を紙芝居にして話して下さいました。民話を聞くことで、猪苗代の昔の人々の心に触れることができます。猪苗代湖の主とは、一体何だったのでしょうか。是非、お子さんにお聞き下さい。
そうこうしているうちに、白鳥丸は、猪苗代湖の湖心に到着しました。
湖心では、水質調査を行いました。結果は、以下のようです。
平成29年9月20日
時間 10時30分 天候 曇り
水温 19.6度
水深 80m以上(測定不可)
PH 7.9 DO 8.9mg/ℓ COD 1mg/ℓ
湖心の水質は、良好。年々良くなってきているようです。
DO(溶存酸素)とは・・・水中に解けている酸素の量。水中の酸素は、水生生物が生きていくのに不可欠な物。有機物等で汚染されていればいるほど低い数値を示す。
CODとは・・化学的酸素消費量と呼ばれる物で、有機物等による水の汚濁程度を表す指標である。数値が高いほど汚濁の程度が大きい。国の定める水質環境基準は、1mg/ℓ~3mg/ℓ。
湖心の水質調査の後、白鳥丸は一路赤崎へ。ここは、猪苗代湖の景勝地です。子供達は、双眼鏡をお借りして、大鷹の存在を確認。残念ながら巣だけでした。でも、目線をさげるとエメラルドグリーンの美しい湖面が見えます。ここは、船でしか近づけません。人がなかなか立ち入れないと言うことがあって、水質もとてもきれいです。5年生のGさんが、景色を眺めながら何やら物思いにふけっています。(ホントかな?)3年生は、初めての湖心観察。全員で記念撮影!
校庭から「5,4,3,2,1」のかけ声と子供達の楽しそうな声が聞こえます。ふと見ると、科学クラブが水ロケットを飛ばしています。校庭の端から端まで飛んでいました。すごい飛距離です。