猪苗代湖の自然を守る会代表の鬼多見賢様より、猪苗代湖北岸の白鳥の数のデータを戴きましたので掲載します。
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平成30年3月28日AM6:00~6:30分猪苗代湖北岸の状況
堅田地区~長田地区:約300羽
長田地区~三ツ和地区:約1,000羽
蟹沢浜~: 約300羽
北岸累計 約1,600羽
猪苗代湖の自然を守る会の鬼多見様より3月13日現在の「猪苗代湖白鳥類定時定点観測結果」のデータをいただきましたのでPDFファイルでアップします。いつも貴重なデータの提供ありがとうございます。
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12月25日のデータ
コハクチョウ(成鳥)567羽 (幼鳥) 40羽 計 607羽
オオハクチョウ(成鳥)48羽 (幼鳥) 3羽 計 51羽
合計 658羽
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2月25日のデータ
コハクチョウ(成鳥)1904羽 (幼鳥)131羽 計2063羽
オオハクチョウ(成鳥)159羽 (幼鳥) 23羽 計 154羽
合計 2217羽
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3月13日のデータ
コハクチョウ(成鳥)2055羽 (幼鳥)203羽 計2258羽
オオハクチョウ(成鳥)34羽 (幼鳥) 12羽 計 46羽
合計 2304羽
いただいた3回の資料から、猪苗代湖にはコハクチョウが、オオハクチョウより多いこと、そして、コハクチョウは、12月、2月、3月と数が増えていますが、オオハクチョウは、2月から3月にかけて数が減っていることが分かります。オオハクチョウの方が早く旅立つのでしょうか。
猪苗代湖の自然を守る会の代表鬼多見賢様より、1月25日現在の「猪苗代湖白鳥類定時定点観測結果」のデータをいただきましたので転載します。
以前アップした12月25日のデータ合計は以下のようでした。
コハクチョウ(成鳥)567羽 (幼鳥) 40羽 計 607羽
オオハクチョウ(成鳥)48羽 (幼鳥) 3羽 計 51羽
合計 658羽
今回アップした2月25日のデータ合計は以下のようです。
コハクチョウ(成鳥)1904羽 (幼鳥)131羽 計2063羽
オオハクチョウ(成鳥)159羽 (幼鳥) 23羽 計 154羽
合計 2217羽
随分、数が増えていることがわかります。毎年毎年、データを集め、比較することで猪苗代湖の環境を学ぶ上で貴重な教材となります。
2月25日のデータは、PDFで添付致します。クリックしてご覧下さい。
猪苗代湖の白鳥類の定時定点観測記録を、猪苗代湖の自然を守る会の鬼多見賢様よりいただいたので、本ブログに転載させていただきます。
結果によると 12月25日 6時30分現在、猪苗代湖に飛来している白鳥の数は・・・
コハクチョウ(成鳥)567羽 幼鳥 40羽 計 607羽
オオハクチョウ(成鳥)48羽 幼鳥 3羽 計 51羽 と言うことです。詳しくは下のPDFファイルをクリックしてご覧下さい。どの浜に沢山飛来しているかも分かります。
11月27日(月)福島銀行ふるさと自然環境基金平成29年度(第26回)助成金贈呈式が福島銀行本店で行われ、受賞校となった翁島小学校を代表して校長が参加して参りました。贈呈式では、福島銀行社長より表彰状と助成金10万円をいただきました。また、受賞対象と成った本校の水環境学習について活動の状況を発表して参りました。本当にありがたいことです。いただいた助成金は、今後の水環境学習に必要な教材・教具を購入するなど有効に活用させていただきます。
実践発表の際に配布した資料をPDFで添付致しますので、ご覧下さい。
午後1時30分、いよいよ本番です。郡山市長さまよりお祝い、激励のお言葉をいただいた後、1番目の発表が翁島小学校でした。
今年の翁島小学校の発表の柱は、三城潟のヨシのたくさん生えている場所と同じ三城潟でも翁島小学校が伝統的にヨシ刈をしている場所との比較でした。まず、水質についての調査結果を発表しました。圧倒的に、ヨシ刈を続けている場所の水質が良いということでした。その理由として考えられるのが、ヨシは枯れるとヘドロ化するということです。さらにヘドロ化したヨシは、次の年のヨシが大きく大量に成長するための肥料となり、これらのヨシは枯れてヘドロ化し水質を悪化させ、さらに次の年のヨシの成長のための肥料となっていく・・・・。だからヨシを刈ることは、この悪循環を断ち切り水環境をよくするための大切な仕事なのだということ。翁島小学校が伝統的に行っていることは、毎年わずかずつかもしれませんが、確実に猪苗代湖の環境保全に役立っている、今後もこの活動を続け、後輩に引き継いでいきたいという素晴らしい内容の発表でした。リハーサルの時に気になっていた発表時の話し方も見事に改善され、主張したいことがとてもよく伝わってきました。
3つの学校の発表が終わった後は、「カワセミ水族館」の平澤先生のお話を聞きました。猪苗代湖やその周辺にはどんな魚が住んでいるか、どんな水生生物がすんでいるか、今、それらの生き物はどういった状況にあるのかを映像や実際の生きている生物を見せていただきながら楽しく学ばせていただきました。 私たちの故郷「猪苗代湖」はとても魅力的な場所であることがよくわかりました。
交流会の終わるころには、福島民報社様が、カラー版で号外を出してくださいました。子供達には持ち帰ってもらいましたが、PDFファイルで添付しておきますのでご覧ください。とてもよい経験をさせていただきました。
一緒に交流会に行っていただき何かとお世話いただきました猪苗代町企画財務課の皆様、我々と一緒に子供達を引率指導いただきました猪苗代湖の自然を守る会代表の鬼多見賢様に心より感謝いたします。ありがとうございました。
11月7日(火)16時30分より役場正庁Aにおいて、町長様、教育長様への合同受賞報告会が行われ、校長が代表して参加して参りました。
今回、受賞報告を行ったのは、以下の学校です。
○ 緑小学校
「東北管区警察局長及び東北交通安全協会「優良学校賞」
○ 長瀬小学校
「第46回マーチングバンド・バトントワーリング東北大会」「銅賞」
『平成29年度福島県交通安全県民大会「優良学校賞」』
そして・・・本校は、
「平成29年度 水資源功績者表彰」(国土交通大臣より)
でした。
町長様、教育長様より御祝いのお言葉と、今後も子供達のためよりよい教育活動を実践していくよう励ましのお言葉をいただきました。
今後も「ふるさとに誇りを持ち、ふるさと愛し、たくましく生き抜く子どもの育成」を目指して頑張って行きたいと思います。
本校職員玄関には、猪苗代湖やその周辺河川にすむ魚を展示しています。猪苗代湖の自然を守る会代表の鬼多見賢様からいただきました。今日は、その中でトウヨシノボリを紹介します。この魚は、水槽の壁面にひっついています。胸びれを吸盤のようにして吸い付いているのです。激しい水流に流されないよう石や岩に吸い付くために発達した物だと思われます。かと思えば水草をベッドにゆっくり休憩を決め込んでいる物もいます。ハゼ科であり顔もユーモラスです。何とも愛嬌のある魚です。
ヨシ刈りで一汗かいた後は、シジミ獲りを楽しみました。右下の写真は、獲れた貝です。左から「タガイ」「マジシミ」「タイワンシジミ」です。
学校に持ち帰り、5年生が水槽に入れてくれました。
10月17日(火)5,6校時、5年生6名は、水環境学習の一環として、猪苗代湖のヨシ刈りを行ってきました。保護者の方もお手伝いに来て下さいました。今回も御指導いただいたのは、猪苗代湖の自然を守る会の鬼多見様と松崎様です。ヨシ刈りの場である三城潟に着くと、稲刈り鎌を使って、ザックザックとヨシを刈っていきました。とても楽しかったらしく子供達は夢中になって作業を行いました。この辺りは、翁島小学校が毎年ヨシ刈りを行っている場所です。その成果が表れ、かつてヨシ原だった場所に砂浜が戻ってきました。天気がとても良く、猪苗代湖がきらきら輝いていました。
学校に戻って来ると、バケツに土を入れ、アサザの種を植えました。種の中にシジミが2個混じっていました。種を採っている間に見つけたそうです。シジミは、外から見えるように水槽にいれました。でも、直ぐに砂にもぐったのか姿が見えなくなってしまいました。アサザの種が芽を出し、来年の6年生にしっかり引き継ぐことができる事を願っています。
アサザの種取が終わると、お楽しみタイム。前回は、ヨシを使った工作でした。今回は、コウホネという睡蓮科の植物を使ったネックレスやブレスレット作りです。素敵な作品が出来上がりました。
これが、アサザの種です。袋の中に30個以上の種が入っているそうです。種は、周りの物にくっついて流されないように細かな毛が生えています。生き抜くための知恵ですね。
アキアカネは、水たまりを見つけて産卵中。あんな小さな水たまりで大丈夫なのかな。下の茶色い方がメス。上の赤い方がオスです。
9月22日(金)曇り。午後1時の気温は20度。風もなく穏やかな日です。午前中、6年生は三城潟に行き、アサザの種を採取してきました。苗を育てて来年の6年生に引き継ぐためです。今日も、猪苗代湖の自然を守る会の鬼多見さんにご指導いただきました。種を採取する場所につくまでの間、途中途中でいろいろな植物についても教えていただきました。
写真は、カンボクです。6月12日のクリーン作戦の時は、真っ白い花が咲いていましたが、今日は、真っ赤な実を付けていました。白から赤への見事な変身です。ちなみに「カンボク」の名の由来は、美味しそうにみえるこの赤い実が、本当は、「美味しくなくて、アカン。」と言うところから「(ア)カンボク」という名前がついたという説があるそうです。
湖心の水質調査の後、白鳥丸は一路赤崎へ。ここは、猪苗代湖の景勝地です。子供達は、双眼鏡をお借りして、大鷹の存在を確認。残念ながら巣だけでした。でも、目線をさげるとエメラルドグリーンの美しい湖面が見えます。ここは、船でしか近づけません。人がなかなか立ち入れないと言うことがあって、水質もとてもきれいです。5年生のGさんが、景色を眺めながら何やら物思いにふけっています。(ホントかな?)3年生は、初めての湖心観察。全員で記念撮影!
湖心では、水質調査を行いました。結果は、以下のようです。
平成29年9月20日
時間 10時30分 天候 曇り
水温 19.6度
水深 80m以上(測定不可)
PH 7.9 DO 8.9mg/ℓ COD 1mg/ℓ
湖心の水質は、良好。年々良くなってきているようです。
DO(溶存酸素)とは・・・水中に解けている酸素の量。水中の酸素は、水生生物が生きていくのに不可欠な物。有機物等で汚染されていればいるほど低い数値を示す。
CODとは・・化学的酸素消費量と呼ばれる物で、有機物等による水の汚濁程度を表す指標である。数値が高いほど汚濁の程度が大きい。国の定める水質環境基準は、1mg/ℓ~3mg/ℓ。
磐梯観光船株式会社様、猪苗代の自然を守る会の皆様、猪苗代町当局のご支援を受けて、3年生から6年生までの児童が参加して猪苗代湖の湖心観察会を行いました。
9時45分、予定通り3~6年生を乗せた白鳥丸が長浜を出航しました。
白鳥丸の船内では、猪苗代湖の自然を守る会の鬼多見先生から、翁島小学校の名前の由来でもある「翁島」の紹介がありました。そして、2つクイズが出題されました。
第1問 猪苗代湖は、翁島のいくつ分の大きさでしょう。
第2問 山手線を一周回るのと、猪苗代湖を一周回るのでは、どちらが長いでしょう。 答えは、お子さんにお聞き下さい。
その後、湖心に着くまでの時間を利用して、鬼多見さんが「猪苗代の主」という民話を紙芝居にして話して下さいました。民話を聞くことで、猪苗代の昔の人々の心に触れることができます。猪苗代湖の主とは、一体何だったのでしょうか。是非、お子さんにお聞き下さい。
そうこうしているうちに、白鳥丸は、猪苗代湖の湖心に到着しました。