こう見えても(どう見えてますかね?)、
私、ラグビー経験者なのです(笑)
校内にも、探すと「ラグビー関係」がありました。
掲載写真は、6年生の学級目標(左)と、
3年生の運動会のめあて掲示(右)です。
以下は、9月25日の全校集会で
話をした内容です。(原稿から一部抜粋・加筆)
★★★
ラグビーでよく使われる、
「一人はみんなのために みんなは一人のために」
という言葉についてお話しします。
得点が入る、「トライ」はわかりますか?
相手チームの一番奥の場所までボールを運んで、
地面に付けると、「トライ」になります。
昔は、なぜか、
トライをした人は大げさに喜びませんでした。
(今は、ちょっぴり違いますがね。)
不思議でしょう? 普通なら「ヨッシャー」でしょ?
それは、
チームの仲間が、倒されても起き上がって
ボールをつないで、つないで、つないで・・・。
トライした自分は、
たまたま最後にボールを持っていた。
だから、自分一人の力じゃない。
みんなでとったトライなんだ、という考えなのです。
一人は、みんなのために・・・何かをする。
みんなは、一人の誰かのために・・・何かをする。
学級も同じじゃないかなと思います。
それぞれの学級で、
「一人はみんなのために みんなは一人のために」が
見られるとよいですね。
本校の4・5年生が、
10月1日に猪苗代町体験交流館で開催された
野口英世博士顕彰記念町内小中学校音楽祭に
参加してまいりました。
合唱曲2曲を立派に披露してきました。
「一堂に会する」意義を、実感できる行事です。
3~6年生まで各校児童の構成は様々で、
発表形態もそれぞれ特色を打ち出しています。
優劣を競うのではなく、
音楽の喜びを味わい、より美しいものを求める心を
培うことをねらいとしていることも納得です。
追記:
過日実施されたファミリーシアターも、
町内の1・2年生が一堂に会する場でした。
会場内で耳に入った1年生の会話です。
「お~い、何年生になった?」「???」
お互い1年生のままなんですけどね・・・。
微笑ましいかぎりです。
「心はだれにも見えない
けれど心づかいは見える
思いは見えない
けれど思いやりはだれにでも見える」
★★★
震災当時に、テレビCMで流れた一節
詩人宮澤章二さんの『行為の意味』という詩から
抜粋要約したフレーズとのこと。
猪苗代支援学校との交流会「ミニ運動会」が
9月25日に本校体育館で開催されました。
みんなで楽しむためには何をすべきか?
子どもたちの様子から、
冒頭の一節を思い出しました。
児童昇降口には、「ある箱」が設置されています。
中を覗くと、何やら、紙がごそごそ入っています。
それは「放課後子ども教室」の連絡ボックスです。
入っていたのは、その申込書です。
町生涯学習課の主管事業である放課後子ども教室は、
様々な体験を通して、豊かな人間関係を育み、
子どもたちの健やかな育成を支援しています。
地域人材の協力を得て、
学校教育とはひと味違った体験ができるのが
魅力なのでしょう。
紙を箱に入れるときの
子どもたちの期待感が想像できますよね?
『ゼッケンNo.137』
リレーオーダー用紙を提出した監督から、
「Mが、リレーに出ます。」と報告を受ける。
(走るのか・・・。)
テントに行って本人と話をすると、
少し、はにかみながら、
「頑張れって応援しないでくださいよ、
泣いちゃうから。」
そう、彼女は答えた。
大会前の一週間前に、足首を負傷した。
ほぼドクターストップの状態。
棄権の判断が濃厚だった。
朝、他選手が準備運動する中、一人残った彼女に、
「今日、出られなくても、
今までの努力は、なくならないからな。」
と声をかけた。
一発勝負のリレーがスタート。
見ている方の緊張感が一気に高まる。
結果は、見事に走り切った。
(まいったな・・・。)
泣いちゃうのは、こっちだった。
◇◇◇◇◇
駄文へのお付き合い、申し訳ありません。
本人の決断もあったでしょうが、
それを認めて送り出した親御さんにも感謝です。
このような行事で、
勝ったり、入賞したりすれば、うれしいでしょう。
当然のことです。
ですが、勝敗以上に大切なものもあると思うのです。
本大会に出場した一人一人が、
その「何か」を手に入れたと、信じています。
野口英世博士顕彰記念町内小学校体育祭が、
いよいよ、明後日の11日(水)に開催されます。
ちょうど一週間前の4日(水)には、
選手壮行会が行われました。
掲載の一枚は、
ミニ応援団による「押忍!」の構えです。
学校を代表して出場する選手(5・6年生)は、
下級生にとって憧れの存在です。
自分たちがあのステージに立つのは、何年後?
憧れのまなざしが意味するものは、
まぎれもなく、「伝統」です。
追伸:
今回の壮行会をリードした4年生にとっては、
学校全体を動かす「初仕事」でした。
高学年への自覚を促すよい機会となりました。
校舎内を巡視すると、
立ち止まる場所があります。
3階図書室前の展示コーナーです。
緑小学校との兼務で週2日勤務していただいている
司書補の吉田先生のお仕事です。
思わず手に取ってしまう本が並んでいますよね。
他の新刊図書は何だろう?と、
そのまま図書室へ・・・。
町の「猪苗代わくわくブック」運動をご存知ですか?
10冊以上の本(町推薦図書3冊含む)を読んだ
小・中学生に読書奨励賞が授与されるものです。
本校でも、授与対象者を町教委へ申請中です。
ノーメディアデーの実施と関連して、
親子で読書はいかがでしょうか?
猪苗代湖の水質浄化のため、ヒシ回収をしました。
水環境学習の講師、鬼多見賢氏の指導のもと、
国立磐梯青少年交流の家の職員の方々や、
保護者の皆さんのご協力をいただいての実施です。
胴長を着用し、足元に気をつけながらの作業です。
回収したヒシの量は約1トンになりました。
軽トラック2台分です。
ヒシが水中で枯れると、
水質悪化の原因となるそうです。
除去対象のヒシではありますが、
昔は、食用として採取されていたとのこと。
「悪者」扱いはかわいそうかもしれません。
「猪苗代湖の自然を守る会」の皆さんは、
回収したヒシを堆肥にして野菜等を栽培しています。
子どもたちが頬張るスイカは、その収穫品です。
今回の体験活動が、どのようにつながっていくのか。
またひとつ、
「地域を知る」学びをした子どもたちです。
翁島地区の皆様、
町民大運動会、4連覇達成おめでとうございます。
地区一丸となって臨んだ結果ですね。
見ている側にも、熱気が伝わってきました。
掲載の1枚は、昨日と同じ場所での
本日の陸上競技練習風景(雨天)です。
生涯にわたって運動に親しむ「社会体育」へ参加する
父母、祖父母、近所のおじさん、おばさん等々の姿を
子どもたちは肌で感じ、
憧れをもって後に続こうとしています・・・。
社会体育へつなぐ役割を担うのが、
まさに「学校体育」です。
体育科の授業や、朝夕の体力づくり等を通して、
運動に親しむ基盤づくりを推進してまいります。
掲載写真は、雨に濡れるアサザです。
天候不順が続き、開花が遅れているとのこと。
(「水環境学習」講師 鬼多見賢氏 談)
標記の件について、
今年度のHP更新は、
主に教務主任と情報教育担当が務めています。
2学期から、
担当者とは違った視点で、
校長室からの発信を試みているところです。
他地域(白河市)出身者による発信です。
皆様にとってはご存知の内容等でしょうが、
私の驚きや発見を通して、本校や地域の良さを
再発見する機会となっていただければ幸いです。
もしかすると、他職員も参入するかもしれません?
担当も含め、
無理のない範囲で更新に努めてまいりますので、
ブログ感覚でお気軽にお楽しみいただきますよう
お願いいたします。
本校の特色のひとつである水環境学習。
講師の鬼多見賢氏に長年、お世話になっています。
学習の一環である「アサザ移植」に同行しました。
6年生限定の体験学習です。
氏の著書「猪苗代湖の自然と環境」によると、
アサザの主なはたらきは、
①水質浄化作用 ②浸食防止作用
③魚類の保護 ④景観形成
などです。
昨年度の先輩たちが植えた場所の近くに
今年も植えました。これもまた伝統です。
体験を通して、郷土愛を育んでいます。
郷土を学びつつ、
このすなおな心(無邪気さ)も
大切にしていきたいと考えます。
校長室の机に座ると、
真正面の壁にはこの肖像が・・・。
「私が贈った言葉、目的・正直・忍耐は、
子どもたちにどう伝わっている?」
見るたびに、そう問われているような気がします。
「目的(かしこい子)・正直(すなおな子)・忍耐(たくましい子)を
心の支えとして、日々、努力していますよ。」
明日、実施予定の校内水泳記録会では、
子どもたちがどんな姿を見せてくれるのか、
とても楽しみです。
2学期の給食が本日から始まりました。
初日の献立は、「シュガートースト、ブロッコリーサラダ、牛乳、シチュー」です。
1学期の学校評価アンケート(保護者)で、
「お子さんは、好き嫌いなく食べようとしている」の設問に対して、
「あてはまる」と「ややあてはまる」の合計は、70%でした。
一方、児童の回答「好き嫌いなく食べるようにがんばっている」は、89%です。
子どもたちの努力がうかがえますね。
時折、ご家庭でもその日の給食について、話題にされてはいかがでしょうか。