9月4日(月)晴れ。午後7時の気温は18度。外では秋の虫が鳴いています。
今日は、3~5年生が湖岸のクリーン活動を行いました。いつものように猪苗代湖の自然を守る会からは、鬼多見様と松崎様が御指導に来て下さいました。保護者の皆さんも駆けつけて下さいました。そして、3年生は、湖岸のゴミ拾いを、4~6年生はヒシ回収を行いました。先週、6年生が移植したアサザは、水質を改善してくれる植物ですが、今日、回収を行ったヒシは、枯れるとヘドロ化し、水質悪化の原因となるそうです。3年生も汗だくになってゴミ拾いを行いました。4~6年生もゴム長を履いて、泥だらけになりながらも一生懸命、そして、楽しく活動を行いました。
ひとしきり猪苗代湖で遊んだ後、鬼多見さんから、湖岸のヨシを使った舟や笛、カタツムリの作り方を教えていただきました。
アサザを植えた後は、美しい景色の中、猪苗代湖で遊びました。故郷の自然の中で過ごした時間は、大人になっても素敵な思い出として残るはずです。
9月2日(土)曇り。午前9時の気温は16度。
昨日、9月1日には、6年生が猪苗代湖でアサザの移植を行いました。 移植したアサザは、昨年度の6年生が種を取り、植えて育てたものです。
天気予報はあまりよくなく心配していましたが、素晴らしい天気に恵まれ、美しい猪苗代湖の姿を眺めながらとても良い時間を過ごすことができました。今回植えたアサザは、しっかり根付き、来年にはきれいな花を咲かせてくれることでしょう。
8月7日(月)、福島市の杉妻会館で行われた「第39回全日本中学生水の作文福島県コンクール表彰式並びに水を育む森林環境学習発表会及び水環境活動発表会」において、本校の水環境学習の様子を発表して欲しいという依頼を県の土地水環境課から受け、渡辺先生と大桃先生が発表してきました。その時の写真が届きましたので掲載します。先生達も頑張っています。
8月22日(火)、国土交通省より県の土地水調整課を通して、去る8月3日に国土交通省で行われた平成29年度水資源功績者表彰式の写真が届きましたので掲載します。翁島小学校を代表してこんな風に表彰状をいただいてきました。貴重な経験をさせていただきました。
8月3日(木)曇り。午後6時の気温は21度。昨日梅雨が明けたとはいえ、まだはっきりしない天気が続いています。
さて、本日は、国土交通省に出向き、翁島小学校を代表して「平成29年度水功績者表彰」を受賞してまいりました。渡された要項には、功績概要として「平成13年度より猪苗代湖を核とした水環境学習に取り組み、湖心・北岸・河川の水質調査、水生生物や植物等の観察調査を継続している。」と書かれていました。まさに長年にわたる子供達そして関係各位、保護者、教職員の活動が認められたものと思います。これまでの皆様の活動に敬意を表し、感謝申し上げます。夏休み終了後には、子供たちに披露いたします。また、昇降口にいただいた表彰状と楯を飾っておきますので、ご来校の際は、是非、ご覧いただきたいと思います。
毎回、子供達と一緒に水環学習の校外学習に行って、「なるほど・・」と思うことがたくさんあります。今回、出かけた「いおう川」と「高森川」は、猪苗代湖に注ぐ長瀬川の上流に当たる川です。
まず、「いおう川」について分かった事は、その名の通り硫黄が沢山含まれていること。そのため、川の色は白っぽい感じがします。川の底や石が硫黄でコーティングされているからだそうです。川の水は、強い酸性を示しています。
次に、「高森川」です。とてもきれいな水です。そのことは、採取した水生生物からも分かります。カワゲラ、ヘビトンボなどきれいな水にすむ生き物が沢山見つかりました。
最後にこの二つの川が交わる地点がとてもおもしろいと思いました。川の半分が白っぽい色、もう半分が赤っぽい色になっています。「いおう川」の酸性により川の石等に含まれている鉄分等が酸化して赤くなるからです。(「いおう川」の川底や石は、硫黄でコーティングされているため、酸化しません)下流の酸川、長瀬川の川岸が赤いのは、「いおう川」の酸性が原因というわけです。
画像について・・・
左上が高森川 右上がいおう川
左下が2つの川が交わった所(川の半分が白、もう半分が赤)
右下は、子どもが採取したヘビトンボ
7月13日(木)、4年生は、いおう川と高森川の水質調査に出かけました。講師の先生は、今回も猪苗代湖の自然を守る会の鬼多見様と松崎様です。国道115号線から少し入った場所で両河川の水質調査を行いました。それぞれの川の水質調査を行った後、二つの川が交わる場所の様子も観察しました。その後、高森川で水生生物を採取、観察しました。最後は、高森川にみんなで入ってみました。(水温12.7度)
6月30日(金)、次に4年生が向かったのが、高橋川でした。泡だっていたり、においもあったり、あまりきれいな水とは思えませんでした。しかし、水生生物の中には、きれいな水に棲むウズムシやトビケラなどもいました。子供たちは水生生物採集を夢中になって行っていました。最後には、ヤマメをすくう子もいました。
7月1日(土)雨のち曇り。正午の猪苗代の気温は22度。とうとう7月になりました。
昨日、掲載できなかった4年生の水環境学習の様子をお知らせします。
6月30日(金)、雨が心配されましたが、良い天気に恵まれ、4年生は、2か所で水質調査を行ってきました。まず、最初のポイントは、町営牧場付近の湧水地点です。実は、この場所の水が翁島小学校の水道の水源地でもあります。子供たちは、講師の「猪苗代湖の自然を守る会」の鬼多見先生、松崎先生のご指導を受けながら、水の透視度、PHなどの調査を行ったほか、そこに住む水生生物の調査を行いました。水源の水はもちろん飲用に適したきれいな水でした。
既に、本ホームページでもお知らせしているように、5年生は、6月9日(金)と6月16日(金)の2回猪苗代湖の水質調査をしています。
講師の鬼多見先生からその時の写真や調査データが届きましたので掲載します。
最後は、上戸浜の水質調査です。この日の上戸浜は、風が強く波が高い状態でした。ここでは、採集した水に砂やゴミが混じっていたので、それが沈殿するまで、工作で使う石を拾ったり、水切りをしたりして過ごしました。みんな楽しそうでした。
水質調査の結果は後ほどアップしますが、透明度が低い割に、水質はきれいでした。波が高く、そのため目に見えるゴミが水に混じっていたからではないかと言うことでした。
2番目の観察場所は、上戸の前川です。前川は猪苗代湖に注ぐ川で、以前は水質がとてもきれいな川でした。イトヨやバイカモなどが生息していました。現在は、昔ほど水質は良くないようです。Hさんが、網を入れると、ハゼ科の魚が入りました。学校の水槽に入れてみると・・・、水槽のガラス面に張り付きました。ヨシノボリでしょうか・・・。景色がきれいです。
6月16日(金)、5年生は午後、湖岸観察会に出かけました。まずは、長浜です。水の透明度や水質の状況を調べました。結果は、後ほどアップします。その後、ゴミ拾いをしていると、白鳥の群れに出会いました。邪魔しないようにそっと、横を通り過ぎようとする子供達、それに気づいて、白鳥たちは、別の場所に泳いでいってしまいました。しばらく経つと、湖に中に魚の死骸が・・・。講師の鬼多見先生が、砂浜に揚げてみると、40cm以上もあるニゴイでした。子供達は、興味津々です。
湖の景色がとてもきれいです。
6月12日(月)曇り後晴れ。午後2時30分の気温は16度。風が冷たく感じます。
今日は、2,3校時に全校生で猪苗代湖岸のクリーン活動を行いました。
猪苗代湖の自然を守る会の鬼多見様、松崎様、保護者の皆様も活動に参加して下さいました。
子ども達は、学年毎に場所を分担し燃えるゴミ、燃えないゴミに分別しながら清掃活動を行いました。高学年は、湖近くまで気をつけながらゴミ拾いを行いました。その結果、たくさんのゴミを収集することができました。
遠くで見るときれいな猪苗代湖ですが、近くに行くと多くのゴミがあることがよく分かりました。それでも以前と比べれば不法に捨てられるゴミが少なくなったと言うことですが、これからも私たちの宝物である猪苗代湖の環境を守るために、こうしたクリーン活動を続けて行かなければと思います。そして、何より、自然の中にゴミを捨てない事をしっかり守って行かなければと思います。
いよいよ、水環境学習が本格的に始まりました。今年も中心は5年生です。今回は三城潟浜に行って、透視度やCODなどを調べ、浜がきれいかどうかを確かめてきました。結果は、だいぶ汚れており、かなり臭いもするということでした。今度は、長浜などを調査予定です。
5月11日(木)、6年生は、場所を学校から水環境センターに移して、猪苗代湖の水環境についてさらに学習しました。昔は猪苗代湖に沢山あったアサザという植物が今は少なくなって来ていること、アサザは水を浄化する働きを持っていることを学びました。代わりにヒシやヨシなどの植物が増えて来ていること。これらの植物は、枯れると波にもまれてヘドロ化してしまい、それが水を汚くする原因の一つであることを学びました。猪苗代湖の水環境を守るため、ヒシの実を採集したりヨシを刈ったりしていると言うことです。講義の後は、集められたヒシの実を使った工作を行いました。ヒシの実は独特の形をしていて、色を付たりしてすてきな作品に仕上がりました。
御指導頂きました鬼多見様、松崎様、菊地様ありがとうございました。
5月11日(木)3,4校時目。3~6年生は、本年度も総合的な学習の時間で行う水環境学習のオリエンテーションを行いました。翁島小学校の水環境学習はもう10年以上前から継続して行っています。3年生は、「森林のはたらき」。4年生は、「山と湖を結ぶ川の環境について」。5年生は、「猪苗代湖の水環境について」。6年生は、「未来につなげる水環境保全について」。それぞれのテーマで学習します。オリエンテーションでは、始めに大桃先生から、「何のため学習するのか」「どんな学習をするのか」そして、「今年度のめあてを一人一人持とう」という話がありました。
講師の先生は、鬼多見様と松崎様でした。難しい内容もありましたが、実験などを交えながら楽しく学習できました。この授業で私も沢山のことを学びました。平成17年度まで4年連続で水質日本一だった猪苗代湖が現在はランク外になってしまったこと。その原因が水が酸性から中性に変化したことなどでした。そして・・・なぜ中性に変化してきたのかなど。今年1年子ども達と一緒に勉強していきたいと思います。興味がとてもわいてきました。