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福島県耶麻郡猪苗代町立猪苗代小学校ホームページ

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学校だより 7月号


添付ファイル: 30学校だより7月.pdf

授業参観・学期末懇談会

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授業参観・学期末懇談会

 7月4日(水)授業参観および学期末懇談会を行いました。
 多くの保護者の皆様に参観していただき、子どもたちも張り切って学習しました。5・6年生では、講師の方をお招きして「eネットキャラバン 携帯・スマホ・ゲーム機の安全な使い方」について専門的なお話を伺いました。
 1学期も残りわずかとなってきました。保護者の皆様には、いつも学校へのご理解・ご協力をいただき感謝いたします。

福島大学修士論文検証授業

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福島大学修士論文検証授業

 7月6日(金)福島大学修士論文検証授業として4年2組の子どもたちが学生さんたちの授業を受けました。
 「金子みすゞの詩を味わおう」というめあてで、詩を声に出しながらリズムよく味わう学習をしました。ボイスレコーダーを活用するなど、普段とは違う授業に子どもたちもわくわくしながら元気に声を出して詩を味わいました。

IPFP来校

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IPFP来校

 7月6日(金)町教育委員会のIPFP(ImprovePhysicalFitnessPlan)担当指導主事の先生をお迎えして、1・2年生が体育の授業を行いました。
 本年度から始まった「生涯にわたって健康を保持増資、豊かなスポーツライフを実現することを目指す」プランとして担当の先生に、場の設定の仕方や、指導のアイディア、言葉かけのこつなど、指導方法の具体的なアドバイスをいただきながら子どもたちの体力向上、競技力向上のために授業を行っています。
 今回は1年生がボール遊び。段ボールを的にして得点を競いながら遊ぶことで子どもたちが楽しく、ボールの扱いに慣れることができました。
 2年生はプールの学習。なかなか顔をつけられない児童もみんなと手をつないで一体になりながら水遊びを楽しめるような工夫を教えていただきました。

新採用栄養職員研修会

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新採用栄養職員研修会

 7月6日(金)「新採用栄養職員研修会」として1年生が栄養教諭とのT.Tによる授業で「よくかんで食べること」の大切さについて学習をしました。
 ご飯を10回、30回など実際にかんでみて違いを知り、よくかむことで、甘みを感じたり消化がよくなったり、かむことの良さに気づくことができました。
 子どもたちは給食が大好き。毎日おいしい給食をよくかんで食べて、今後も元気いっぱい生活していってほしいと思います。

5年2組歯の健康教室

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5年2組歯の健康教室

 7月6日(金)5年2組で養護教諭とのT.Tによる「歯の健康教室」を行いました。
 歯の大切さ、むし歯の原因などを学習し、実際に自分の歯の染め出しを行って磨き残しの多いポイントをチェックしました。磨いたつもりでも歯と歯の間や、歯茎の間などに磨き残しが多いことに気づき、正しい歯の磨き方について学びました。
 成長期の子どもたちにとって歯の健康は重要です。しっかり磨いていつまでも健康な歯を守っていけるように指導していきたいと思います。

交通安全子供自転車福島県大会

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自転車県大会

 7月7日(土)本宮市本宮運動公園総合体育館において「第52回交通安全子供自転車福島県大会」が行われ、本校の自転車部の選手5名(補欠1名含)が参加しました。
 全県から、各地区の代表チームが集まって「学科」「安全走行」「技能走行」の3種目の合計得点を競いました。4月から昼休みや放課後の時間に一生懸命に練習してきた成果を十分に発揮し、県9位の成績を残しました。
 当日は3~6年生の他の自転車部のメンバーも応援をし、来年度の活動につなげられるよう精一杯応援をすることができました。

全国小学生陸上交流大会福島県大会

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 7月8日(日)とうほうみんなのスタジアムにおいて「第34回全国小学生陸上交流大会福島県大会(日清カップ)」が行われました。
 本校からは、先日の会津予選大会を勝ち抜いて「男子走り高跳び」と「女子ジャベリックボール投げ」の2種目に2名の児童が出場しました。
 「男子走り高跳び」では記録1m30で第2位、「女子ジャベリックボール投げ」では記録37m44で第5位のすばらしい成績を収めることができました。全県下の優れた選手ばかりが集まる大きな大会で、すばらしい活躍をした経験を生かして、今後も練習に取り組ませていきたいと思います。

全校朝の会(青少年の主張練習)

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全校朝の会(青少年の主張練習)

 本校では、毎週月曜日に「全校朝の会」を行っています。全校生が体育館に集まって、校長先生のお話を聞いたり、各委員会からのお知らせをしたり、表彰を行ったりしています。
 今日7月9日(月)の朝の会では、今週7月14日(土)に行われる「青少年の主張 猪苗代町大会」に参加する代表児童が全校生の前で、発表の練習をしました。題は「僕の一番の故郷、猪苗代町」。震災で避難してきた自分を温かく迎えてくれた「猪苗代町」への思いを堂々と話すことができました。後は細かい調整をしながら、本番でも立派に発表してくれることと思います。
 全校朝の会は、代表委員会の子どもが司会進行をして進めています。みんなが静かに入退場できるように表示をして呼びかけたり、見守ったりする仕事も子どもたちが積極的に行って運営をしています。

人権教室

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人権教室

 7月11日(水)「猪苗代町人権擁護委員会」の皆様をお招きして4年生の子どもたちに「人権教室」を行っていただきました。
 人が生まれながらに持っているもの「人権」とは何か、人権が侵害されてしまった時はどうしたらよいのかについて教えていただきました。「いやだと言うこと」「逃げること」「相談すること」自分の人権が侵されそうになった時の対処法を3つ教えていただき、子どもたちの相談方法の一つとして「SOSミニレター」や「人権110番」を紹介していただきました。
 子どもたちがいつも明るくのびのび生活できるよう大人もアンテナを高く、子どもたちの様子を見守っていますが、子どもたち自身も悩みを抱え込むことなくいつでも相談できる環境を作っていきたいと思います。

青少年の主張猪苗代町大会

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青少年の主張猪苗代町大会

 7月14日(土)猪苗代町体験交流館(学びいな)において「青少年メッセージ2018 第31回青少年の主張猪苗代町大会」が行われました。本校からも6年生の代表児童が参加をし、立派な発表をしてきました。各小学校代表6名、各中学校代表3名、高校代表2名が参加する中、堂々と発表をし、小学生の部で見事「最優秀賞」をいただきました。

『「僕の一番の故郷、猪苗代町」
 「ぼくは、猪苗代町が大好きです。」
 今のぼくは、胸をはって堂々とこの言葉が言えます。それは、この猪苗代町が、ぼくたち家族を守ってくれて、いろんなことを教えてくれた町だからです。
 あの東日本大震災。ぼくたち家族は郡山に住んでいました。しかし、住んでいたその地区は、郡山市の中でも「放射線ホットスポット」と言われた場所でした。ぼくたちは、一時新潟に避難し、そしてこの猪苗代町に住むことを決めました。
 ぼくたちが紹介された家は、元スポーツ店だったボロボロの建物でした。何年も手つかずの建物は、窓ガラスが割れていて、蛇も出てくるようなものでした。当然お風呂もなく、遠くの温泉まで毎日通っていました。ぼくたち家族は、知り合いもなく不安な毎日でした。でも、そんな時に助けてくださったのが、地域の人たちでした。家のリフォームには、地元の工務店の方や司法書士の方が応援してくれました。隣の方は、地区で何かがある度に、ぼくたちをみんなに紹介してくれました。ぼくが休みの日に両親がいないときは、向かいの喫茶店の方が食事を作ってくれました。ぼくが今もお世話になっている剣道の先生には、剣道の剣さばきだけでなく、人間として大事なことも教えていただきました。そして何より、磐梯山を始めとする豊かな自然がぼくたちの不安な気持ちを消してくれました。
 ぼくが中学生になると同時に郡山にもどることを決めていた家族にとって、今年が猪苗代町での最後の一年です。それもあって、ぼくは母と
「何か猪苗代町に恩返しができないかなあ。」
と毎日のように話していました。そこで、ぼくと母は、休みになると猪苗代のあちこちに探検に出かけました。そうです。恩返しの材料探しです。
ある日、猪苗代湖畔に「小平潟天満宮」というものがあると聞き、行ってみました。すると、ほとんど人影もなく、おばあさんがたった一人で草むしりをしていた、寂しい場所でした。
母は、
「天満宮って京都や福岡にもあって、日本三大天神という説もあるけど、何で こんなに人いないの。」
と不思議そうに言っていました。
「お母さん、それじゃ、この天満宮のことを町の人やよその人に教えたら、人がいっぱい来て、猪苗代がよくなるんじゃない。」
と言うと
「ああ、それいい。」
とはしゃぎはじめました。
 それからのぼくと母は、どんな方法で天満宮のことを伝えればいいか必死になって考えました。そんな時、母はPTAの六学年委員長になってしまいました。毎日のように、
「あああ、学年行事どうしよう。」
と悩んでいる母にぼくが、
「小平潟天満宮で何かやっちゃおうよ。」
と言うと、
「おお、それいいかも。みんなに小平潟天満宮のこと教えちゃうか、クイズか何かで。」
と急に張りきりだし、
「紙芝居作るから、協力してね。」
とまで言い出しました。
 まず、学年の保護者や子供たちに小平潟天満宮のことを知ってもらえば、そこから広がっていき、より多くの人に知ってもらえるのではと考えました。
 今、ぼくと母は「恩返し」という思いをこめて紙芝居やクイズを作っています。作ったものを学年の人や地域の人に伝えることができればいいなあと思っています。
 ぼくは今年度いっぱいでこの町を離れますが、ぼくにとってこの町は郡山の次の二番目の故郷ではありません。一番の故郷です。だからもう一度胸を張って言います。
「ぼくは猪苗代町が大好きです。」』

学校だより 7月20日号


第1学期終業式

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