誰もが知っているJRC活動ですが、どのようにして設立されたかはご存じですか?
赤十字のルーツは、スイスのアンリー・デュナンがイタリア統一戦争での悲惨な様子を見て、「傷ついた兵士はもはや兵士ではない、人間である。人間同士としてその尊い生命は救わなければならない。」として、救護活動を行ったことが始まりとなりました。残念なことに、それ以降も戦争はなくなることがありません。
現在の日本は、とても平和で豊かな国となっています。その中にあっても、人を助けたり、協力したりして社会をよくする必要があります。そこで担当の先生は、子供たちでもできることを絵から探させました。そして、「気づく」「考える」「行動する」を子供たちに伝えていました。何か大変なことや困っていることに、まず気づかなければなりません。気づいて初めてどうすれば良いかを「考える」ことができるのです。よりよい方法を考えることが解決策に近づくのです。そして後は「行動する」ことです。分かっていても実際にやってみなければ効果は分かりません。これらが一つになって、JRC活動となるのです。子供たちは今日の話をうなずきながら、しっかりと聞いていました。これからの活動が楽しみです。
2017/04/17 16:02
|
投稿者:緑小学校管理者