今日は、児童集会で5年生が音楽の発表をしました。
披露したのは、5年生の教材にある「気持ちを合わせて」のルパン三世のテーマ曲です。学校の鼓笛演奏にも使用している曲なので、子供達の演奏は自信満々でした。聴いている子供達も曲に合わせて体を動かしたり、口ずさんでいたりしていました。朝からテンポの良い音楽で、気分も爽快になりました。
3年生が猪苗代の特産品「雪下キャベツ」を掘る体験をしました。
9月に猪苗代の雪下キャベツ農家、深谷さんの畑を見学させていただき「農家の仕事」について勉強しました。その時に見せていただいた小さな苗が、大きく育って立派なキャベツになりました。そのキャベツを深谷さんが持ってきてくださったので、学習をさらに深めるために、雪の中から掘り出す体験をしました。
今年は雪が少ない、ということで、掘り出す大変さは少ないようなのですが、通常のキャベツよりも収穫が大変なことに変わりはありません。子供達は楽しみながらも収穫の大変さも味わっていました。そして大変な分、掘り出せたときの喜びも大きかったようで、野菜が苦手な子が「このキャベツ食べてみたい」と思わず口にするほどでした。甘くておいしい雪下キャベツを、作ってくださった方に感謝しながらいただきたいと思います。
今日は会津保健所医療薬事課の方が来てくださり、薬物乱用はダメのお話を6年生にしてくださいました。薬物とは、覚醒剤やコカイン、大麻などを指すもので、これに手を出すと幻覚が起きたり、感情のコントロールがきかなくなったりします。そして、一度薬物に手を出してしまうとやめることができなくなり、薬物依存に陥り、やがて健康な体がボロボロになっていきます。特に、脳を壊されて、人間のすばらしい能力である考える力を失わせていきます。こんなことにならないよう「きっぱりと断る」強さや勇気を子供達には持たせたいものです。ご家庭でもご指導お願いいたします。
何と1年生でプログラミング教育を行ってみました。
静岡大学がプログラミング教育のために活用できる教材を貸し出しているという情報を得て申し込んだところ、その教材が先日届きました。早速、担当者が教材の使い方を確認し、学年で活用することを進めたところ1年生が最初に活用してみたのです。
プログラミング教育というとパソコンを使って行うものと捉えてしまいますが、今回使用したものは、動きがプログラムされた部品をつなぎ合わせておもちゃ(いもむしくん)を動かすという教材です。その部品の並べ方を、カードを使ってグループで考え、自分達が選んだ並び順に部品を組み合わせていもむしくんが目的地まで辿り着くように考えました。
大事なポイントは、グループ内でどんなカードを選べば目的地に到達するか考えたり、到着しない時にどうすれば良いかを話し合ったりすることです。1年生からこのような学習を積み重ねれば、今必要とされる考える力がつくと思います!
3月3日に向けて、1年生がお雛様を飾りました。「おうちでも飾ったよ」「私も7段飾った」などとうれしそうに話していました。緑小の雛飾りは、とても本格的で立派なものです。昔からの伝統が培われているようです。昼休みになると、子供達がお雛様をほほえましそうに見ているのが印象的でした。
今日の児童集会は、6年生の発表でした。
6年生は、校長先生からの宿題をもとにクイズ形式で問題を出しました。宿題とは、中学校に向けての自分へのメッセージを四字熟語で表現することでした。十人十色、初志貫徹、無病息災、天真爛漫、切磋琢磨、百戦錬磨、心機一転、勇往邁進、七転八起の9つです。その意味をもとに誰がその言葉を選んだかを当てるのです。6年生の子供達は、低学年にも分かるように丁寧に問題を出したり、笑いを誘う言葉で伝えたりしました。さすが6年生です。いよいよ答えの発表です。下級生の子供達は、当たっていた時に「やったあ」と声を出すなど一喜一憂していました。とても楽しい集会になりました。その四字熟語は、校長先生から6年生に色紙としてプレゼントされるそうです。
今日は、6年生で道徳の授業がありました。今年度から道徳科になり、どの学校でも今まで以上に道徳科の授業に力が入っています。本校でも、授業参観等で必ず保護者にも見ていただくよう工夫してきました。
授業では、互いに思いやる心を大切にした「最後のおくりもの」という教材で学習しました。登場人物の行動に一人一人がどんな考えを持ち、そしてその考えを友達とどんなふうに交流させていくかが大きなポイントになります。子供達は、お互いの考えを聞くことで、更に自分の考えを深めることが出来ました。答えは1つではありません。それを引き出すことが道徳科で大切になりますが、子供達の話し合いの様子から、一人一人の心の成長を感じることが出来ました。あと2ヶ月で卒業する子供達、きっとすてきな中学生になることと思います!
3年生は、社会科見学で野口英世記念館と会津民俗館に行ってきました。社会科の単元「古い道具と昔の人のくらし」について、実際に昔の家の様子を見たり、道具の使い方を聞いたりして、学ぶ事がめあてです。
野口英世記念館では、野口英世博士の生家で博士が落ちたいろりを見たり、昔の厠の様子を見たりして、暮らしぶりを学びました。また、記念館の展示で野口英世博士の功績をたどり、体験型の学習もできました。
会津民俗館では、説明をしていただきながら会津地方の100年ほど前の生活の様子を学びました。ろうそくの作り方や道具の使い方を詳しく教えていただきました。また、お彼岸の時期に雪が残っている会津地方では、花の代わりに絵ろうそくを供えた、という暮らし方の工夫も学ぶ事ができました。
他にも刺し子で布を大切に使っていたことや、木の枝を活用して暮らしていた様子、家のつくりが現代と違うことなど、たくさん学ぶ事ができました。
毎年6年生を対象に租税教室を実施しています。今日は、猪苗代町役場の税務課から2名の方が来校し、税についてのお話をしてくださいました。
「税金にはどんなものがありますか?」という質問で、答えが出てくるのは消費税です。あとはどんな税金があるかは分からないようです。子供にとって身近なものは、物を買った時にプラスされる消費税なのです。その他にも、所得税・自動車税・住民税・固定資産税・入湯税などあることを知り、いろいろなものに税金がかかることに驚いていました。そして、税金は取られない方が良いと言う意見が大半でした。その後、ビデオを見たり税金がどういうものに使われているかを理解したりすると、税金の必要性を強く感じたのか「税金はないと困る」という考えに変わっていました。物事を正しく見て捉えると善し悪しがはっきりします。正しい税金の使われ方をすれば、納税は当然のこととなります。今日の学習で、子供達は税金の大切さを十分に理解できました。
小正月の伝統行事に「だんごさし」があります。会津の冬は雪が多く、外にも花がなくさびしく感じられます。そこで、赤いミズキの枝にだんごをさして花に見立てたのが始まりと言われています。また、豊作になることを願い小判や鯛を飾るようになったとのことです。日本の伝統的行事には、それぞれ意味があります。その意味を知り、大切に受け継いでいくことも大事だと思っています。
そのだんごさしを1・2年生が行いました。保護者2名が来校し、お手伝いくださり、1・2年生合同の班で団子を上手に丸めていました。団子ができると、ランチルームにあるミズキにだんごをさしたり、飾りを付けたりしました。色とりどりの団子と、鯛や小判にかざられ、ミズキが華やかに飾られました。ランチルームが一気に明るくなりました。寒さ厳しい冬ですが、子供たちの願いが届き、実り多き年になるといいです。ご協力くださいました保護者の皆様、ありがとうございました。