今日は、県の体育協会から渡部様と福島大学トラッククラブの菊田先生が来校し、陸上王国福島ジャンプアップ事業を行ってくださいました。
3年生~6年生が参加しました。菊田先生は、何度も本校に来てご指導くださっているので、子供達はとても親近感を持って、元気のいい大きな声で挨拶していました。菊田先生がおっしゃるには、陸上練習とクロカンの練習はとてもつながりがあるので、今日の運動もこれからのクロカンの練習に役立つとのことです。始めは、なわとび運動を取り入れ、体の使い方を教えていただきました。また、ラダーを用いて、細かい動きを取り入れ,何度も繰り返し行っていました。遊び感覚の中から多様な動きをさせることで、子供たちの体の柔軟性や巧緻性などを育てていました。
6日・8日・9日と児童と担任の教育相談が始まります。これは、この後行われる保護者との個別懇談に向けて、連動して行っているものです。困りごとはないか、勉強は出来ているか、学校生活はどうかなど、あらゆる視点で相談をし、その結果を踏まえながら保護者との話し合いを行います。子供達の生活は当たり前ですが、日々変化をしています。その中で良い方向に変わっていくことを誰もが望んでいます。幸い、本校の児童は欠席も少なく毎朝元気に登校しています。また、学級の様子を見て回るととても落ち着いて先生方の話を聞いています。その様子を見ると、子供達は楽しく学校生活を送ることができているのではないかと思っています。ただその中にも、気になっていることがあると思います。ぜひ、そんな気になることを個別懇談で担任にご相談ください。よろしくお願いいたします。
3・4校時に職業体験出前講座を実施しました。この出前講座は、復興支援事業の1つとして行われているものです。今日は、6年生がお菓子作り(パティシエ)に挑戦しました。来校してくださったのは、国際ビューティーファッション・製菓大学校の穂積先生です。プチケーキを作ろうということで、早速作り方を教えていただきました。当たり前ですが、プロの手さばきは見事なものでキウイやオレンジの切り方を見て、子供達から「すご~い」と歓声が上がりました。切り方も基本があり、それを伝授してくださいました。すぐには習得できるはずもありませんが、「なかなかうまいね!」と褒められ、その気になって一人一人が自分のプチケーキづくりに集中していました。とても良い出来栄えだったようで、みんな満足していました。自分で作ることの楽しさも実感したようです。
稲刈り後の天日干しがようやく終わり、今日の3・4校時に5年生が脱穀をしました。子供達は、稲を運び機械に入れました。するとあっという間に、お米を茎から外すことが出来ました。さすが機会です。取り除かれたわらは、ふわふわしているので、「少し遊んでいいよ」と声がかかると、わらの掛け合いやら、寝ている人にわらのふとんをかけたりしてとても楽しんでいました。今はこのような遊びをする機会や場所もなくなった気がします。時代が変わったのだと考えると、このような機会を持つことが出来たことは恵まれているのかも知れません。自由奔放に遊ぶことができる、そんな場を大人が設けていかないと子供達の持っている冒険心やユニークな発想力を育てることが出来ないのかも知れません。米作りは、地域の方のご協力があってできるものなので、毎年毎年取り組んでくださる土屋さんには感謝以外ありません。本当にありがとうございます。
今日の児童集会は、2年生の発表でした。
2年生は、「磐梯山の手長足長」という民話を全校児童に聞かせました。話の内容を要約すると、磐梯山にいた手長足長という夫婦が、手足が長いことを生かして、真っ黒い雲を引っ張ってきたり、猪苗代湖の水を手で汲んで雨を降らせたりして、人が住みにくくなるような悪さをしていた。そこに弘法大使が来て、小さい壺に入れるかどうかの勝負をし、見事に小さくなった手長足長の夫婦を壺にまんまと入れることができ、町が住みやすくなったとのこと。このお話を知っている児童も多く、2年生の上手な朗読に耳を傾けていました。
延期になっていました持久走記録会が行われました。今日は青空もあり、この時期としてはとても良いコンディションの中で走ることが出来ました。緑小は、毎年近くの親水公園を使ってのロードなので、距離も低学年が1km、中学年が1.5km、高学年は2kmと小学生としては少し長いですが、全校生で行っているせいか、他の学年の児童が一生懸命応援してくれるのでとても励みになり、苦しくなっても粘り強く走り続けることができています。今回の記録会では、新記録が3年男子、5年女子、6年女子と3つも出ました。そしてすばらしかったのは、得意ではない児童が自分のペースを守り、最後まで走り切るとともに、最後になった児童には何人かの児童が伴奏し、最後まで走りきれるよう声をかけていたことです。良い記録はもちろんですが、苦手でも最後まで走り通したことを認められることも大事なことです。とても清々しい持久走記録会になりました。お忙しい中、学校に来ていただきご声援くださいました皆様、ありがとうございました。
5,6年生は三春町にある環境創造センター「コミュタン」へ見学学習に行ってきました。
コミュタンではまず、太平洋沖地震による津波の影響で大きな損傷を受けた東京第一原子力発電所の様子を模型をもとに教わりました。
その日から今日までの人々の努力をまとめた映像を見た子ども達は、福島県民の頑張りを感じとることができました。
館内には実験設備やパネルが充実し放射線に対する知識を自然に身に付けることができよい経験となったようです。
さらに球状シアターでは360°スクリーンに映し出された雄大な福島県の大自然を見ることができ、その迫力に圧倒されました。
何より、半日館内を案内してくださった担当の方が子ども達一人ひとりに分かるようにご指導くださったおかげで充実した見学学習になったのだと感じました。
この場をかりてお礼を申し上げます。
今日は、全学年が放射線に関する学習を実施しました。
1~4年生は、放射線に関する出前授業として公益財団法人日本科学技術振興財団の宮澤先生にご来校いただき学習しました。
2校時目の1・2年生の学習では、分光シートを付けた万華鏡をのぞき、可視光線の色の順番を確認し、目に見えない光の紫外線や赤外線を理解しました。そして紫外線については、紫外線ビーズに光を当てると色がつくことで目に見えない光が体に届いていることを知り、見えない光の中には放射線があることを学びました。放射線は、強いものをたくさん体に浴びてしまうと危険ではあるが、日常の中にもかすかな放射線はあり、それで体に影響を及ぼすことはないとのことでした。1・2年生でも分かりやすい授業でした。
3校時目の3・4年生は、空気中の放射線を測定しました。専用の放射線測定器を使い、現在教室にある放射線量を確認し、それと比較できるようにカリ肥料・船底塗料・塩・湯の花・花崗岩を測定してみました。比べてみると、自然にあるものも放射線量があることが分かりました。また、放射線・放射能・放射性物質のちがいについても学び、実際に体験したことで、放射線の理解を深めることが出来ました。