皆さんのご家庭には、ご年配の方はいらっしゃいますでしょうか。今日は5・6年生が高齢者疑似体験を行いました。指導していただいたのは猪苗代町社会福祉協議会の2名の方です。目的は「地域にで暮らす児童・生徒が身近なところで暮らしている高齢者・障がい者等の体や気持ちを理解し、さまざまな生活や生き方があることに気づき、福祉への理解と関心を高め、共に生き、支え合う心を育てる。」です。本校の高学年は高齢者の疑似体験は初体験です。手首足首、着用ベストにおもりを入れ、関節にはサポーターを装着、おもりは重く、なかなか関節も曲げ伸ばしが出来ません。更にご高齢とあって、耳も遠くなり、視力も落ちてきます。体験ではヘッドホンやゴーグルをつけました。ビニールの手袋、その上に鑑定士がつけるような白い手袋を二重にはめ、友だちに介助者になっていただき、サポートを受けながら、階段の昇降、新聞の読み取りを行いました。手袋をはめているので、新聞も思うように広げることが出来ず、文字も読みづらいです。子ども達からの感想は「歩きにくい、見えにくい」「ご老体の大変さが分かった」「重い荷物を持っているお年寄りがいたら、助けてあげる」「いつまでも健康でいるために、普段の生活習慣に気をつける」という意見が出されました。今後はご高齢の方や困っている方の手伝い等、生活の仕方に気をつけていきたいとのことでした。
2022/11/02 14:52
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投稿者:吾妻小学校管理者