体育館では,5年生が体育でティーボールに取り組んでいました。
ティーボールは,ベースボール型のゲームの一つです。
バッターがホームベース上にあるティー(ボールを支える棒)の上に,ソフトボール大のボールをおいて,バットで打つのが楽しいゲームです。
どうやら子どもたちは,このゲームを楽しむために,キャッチボールを上手にできるようになりたいと考えたようです。
ゲームの前には必ずキャッチボールの練習を取り入れています。
二人組になってキャッチボールをしているのですが,その間にタブレットを設置して,キャッチボールの様子を動画に記録していました。
どうやら,投げるフォームや,ボールの軌道などを記録して,以前と比べてどのように変化したか(上手になっているか)を確認しているようです。
相手の上半身,胸の高さに投げるようにするといい!
だんだん取りやすいボールを投げることができるようになってきた。
などと,それぞれの成果を話していました。
(打つのも楽しいので,次回はぜひ打つフォームも記録してみては?)
5年生の教室では、国語の「グラフや表を用いて書こう」の学習が行われていました。
「社会はくらしやすい方向に向かっているのか」というテーマについて、自分の考えを文章にまとめていく学習です。
これまでに学習したことをいかして、3つの段落にまとめていきます。
「くらしやすくなっているかどうか」を何で表すか(ごみの排出量とリサイクル率など)を自分で考えて決めるのがおもしろいですね。
また、自分の考えを示すのに表やグラフを効果的に用いることもなかなか、いい課題です。
子どもたちは、地図帳や年鑑などからデータを見つけ出し、表計算ソフトを使ってグラフ化していました。
まるで、どこかの会社の事務室???かと思ってしまうほど、みな真剣に、資料やタブレットと向き合っていました。すごいです。Googleスプレッドシートの使い方は、いつ誰に教わったのでしょうね?
必要になれば、自ら積極的に学んでしまう子どもたちの姿に驚かされた時間でした。
今日は3年生が社会科の「工場の仕事」の学習で,地域の製麺工場へ見学学習に出かけました。
私達の食生活の中には,うどんやラーメンやおそばなど,おいしい麺料理がたくさんあります。
無くてはならない食品の一つになっています。
3年生の子どもたちは,どのように麺が作られるのか興味津々で工場の方からの説明を聞いていました。
特別に製造ラインの見学もさせていただき,機械から出てきた麺を手で揉むことで,おいしいラーメンの麺ができあがることにびっくりしていました。
見学を受け入れてくださった清水屋製麺様、子どもたちにとって貴重な体験を通した学びの時間をありがとうございました。
町教育委員会よりIPFPの先生をお招きして,4年生が体育のマット運動に挑戦しました。
今日は全員で新しい技「側方倒立回転(側転)」に挑戦です。
ウォーミングアップでは,身体を両手で支持する「かえる倒立」や「かえるの足振り」を行いました。
かえる倒立で30秒間も身体を支持し続けることができた友達や,かえるの足振りを軽妙なリズムで連続してきれいに行うことができた友達,側転をきれいにきめることができた友達に,体育館のあちこちで称賛の拍手がおくられていました。
友達の演技をよく見ていることや,友達ができたことに対して一緒に喜びあっていること。どれも素晴らしい学習集団に育っていることのあらわれです。
体育館から元気な子どもたちの歓声が聞こえてきました。
のぞいてみると,1年生が体育の「ボールゲーム」の運動に夢中で取り組んでいました。
キックベースボールはご存じでしょうか?
この時間は1年生にも十分に楽しめるようルールを工夫した「ボールを蹴って行うベースボール」型のゲームを行っていました。
紅白2チームに分かれます。
打者(ボールをける人)は柔らかい大きなボールをホームベース上に置いて「いくよ!」と合図を出してから,思い切りけります。
柔らかい大きなボールはポーンと前に飛んでいきます。
守備側のチームの子どもたちはボールを取り,ホームベースに急いで戻します。
ボールが戻ってくるまでに,けったホームベースから1塁側に立ててあるカラーコーンにタッチして無事にホームベースまで戻ってくることができれば得点となります。
ホームベースからの距離に応じて近いところは1点,だんだんと遠くなると2点,3点,一番遠いところで5点も得点することができます。
テンポ良くゲームが進むので,子どもたちはボールがポーンと前に飛んだり,ホームに戻ってきたりする度に盛り上がっていました。
楽しそう。
本校でも1年生から6年生までの児童に一人一台ずつタブレット型PCが配当されています。
2年生の教室では,グーグルクラスルームというアプリを使って自己紹介に挑戦していました。
「習うより慣れろ」ではありませんが,どんどん使うことが大切です。
自由自在にタブレットを使いこなせるようになる第一歩です。
自然と友達同士が教え合う学びや,興味関心に合わせた発展的な学びが繰り広げられていました。
6年生教室では,国語「鳥獣戯画を読む」の学習にタブレットPCが活用されていました。
「鳥獣戯画」の絵で有名な蛙と兎が相撲を取っている絵について解説している文章と絵を結びつけたり,吹き出しに感想を書いたり。自分の考えをタブレットを使って学級の友達と共有していました。
さすが6年生,2年生が挑戦していたグーグルクラスルームを使いこなしていました。
3年生は総合的な学習の時間に「猪苗代町の自慢をさがそう」というテーマで調べ学習に取り組んでいます。
今日は,ゲストティーチャーの安部なか様と一緒に土津神社に見学学習に出かけました。
良い天気に恵まれ,秋の素晴らしいロケーションの中で,たくさんの学びと発見がありました。
3年生教室では算数の時間に「そろばん教室」が行われました。
3年生の算数の学習で,子どもたちは「そろばん」に挑戦します。
ゲストティーチャーとして,みとみ学園みとみ珠算学校より講師をお招きして実施することができました。
そろばんに触れる機会も少なくなり,3年生の約半数の子どもたちは今日初めてそろばんに出会いました。
ゲストティーチャーからは,「そろばんは脳の働きを活性化させる能力開発器具としてとても有効なものです。」というお話をおききしました。
まずは,指を自分の思うように動かすための準備運動からスタートです。
左右の手の指先を合わせます。
はじめは親指から,他の指を離さないようにして,親指だけをぐるぐると10回まわします。(簡単!)
次は,人差し指,(できました!)中指,薬指,(あれ?)最後は,小指。
準備運動を終えると,いよいよ,そろばんの珠の動かし方の練習です。
今日は2時間たっぷりとそろばんの世界に浸った子どもたち。
そろばんを使って,簡単なたし算やひき算ができるようになりました。
次回も楽しみです。
校庭の桜の木がちらほらと赤く色づいてきました。
ナナカマドの木は,遠くから見ると赤々と美しく燃える炎のようです。
1年生の生活科では,春からずっと,アサガオ,ひまわり,ヒャクニチソウ,オクラ,フウセンカズラ,オジギソウなど,様々な植物を育ててきました。
今日は,花や植物の学習をしめくくる,「たねとり」&「花鉢納め」をしました。
冷たい水で,ゴシゴシとプランターを丁寧に洗いながら「楽しいです」と話す子どもたちが「たくさん種がとれました。見てください。」と誇らしげに種を見せてくれました。
次の春が来ると,2年生になる子どもたち。今度は何を育てるのでしょう?
2年生の教室では,子どもたちがタブレットを活用して国語の学習に取り組んでいました。
「広がる,深まる学び」という,これまでに学んできたことを活用する単元の学習です。
先日,5,6年生からタブレットの使い方のオリエンテーションを受けたばかりの2年生ですが,教科書に記された「QRコード」をタブレットのカメラで読み取り,指定されたデジタル教材のサイトを開いていました。
複雑なアドレスを入力しなくても、スムーズに全員が同じ教材を使用することができました。
「グループで話し合う」の画面をクリックすると,音声や動画が流れます。
今日は,友達同士で,相談することをきめて話し合う学習でした。
全員が,相談を受ける役になったり,繰り返し話を聞いたりと,デジタル教材の強みを生かして学習を進めていました。
タブレットの操作や,デジタル教材の活用の仕方など,子どもたちがごくごく自然に吸収していくことに驚かされました。
3年生が社会科の学習でリオン・ドール猪苗代店さんへ見学学習へ出かけました。
この学習を子どもたちは朝から楽しみにしていました。
リオン・ドールさんのご厚意で,感染症対策をしながらバックヤードの見学をさせていただいたり,思い思いに買い物をさせていただいたりしました。
出発前には,「弟の分のおやつも買ってきます。」と話していた子どもたちもいました。(優しさ溢れる吾妻っ子です。)
上手に買い物できたでしょうか。また,商品の並べ方の工夫など,リオン・ドールさんの工夫は,いくつ見つけることができたでしょうか。学習のまとめが楽しみです。
今回,子どもたちに体験を通した学びの場をご提供くださった,リオン・ドール猪苗代店の皆様に,心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
秋の実りに包まれながら,子どもたちはマラソン記録会に向けてのコース練習を行いました。
3年生,4年生は初めてのコース練習でしたので,一番の目的は「コースを知ること」でしたが,ほとんどの子どもたちはアクセル全開,本気モードで全長1.5キロのマラソンコースを駆け抜けました。
1年生,2年生はというと…。もちろん毎回本気モードで全長1キロのコースを駆け抜けています。
力を発揮する場が設定されると,ちゃんとそのことに全力で応える子どもたちです。
マラソン記録会当日,「保護者の皆様や地域の方からの応援」が加われば,子どもたちの力はさらに伸びることでしょう。
子どもの力,子どもの力を発揮する場,子どもを支え応援する力,この3つがそろう「マラソン記録会」になりそうです。
これも「チーム吾妻」があるおかげです。ありがとうございます。
3年生は「総合的な学習の時間」の学習に「猪苗代町の“自まん”をさがそう」というテーマで調べ学習に取り組んでいます。
今日は,「天鏡閣」へ見学学習に出かけました。
天鏡閣の施設の方の説明を聞くと,いよいよ建物の見学が始まりました。
3階建ての建物の中にある21部屋と26基の暖炉,シャンデリアやカーテン,椅子やテーブル,棚,カーペットなどの調度品,勲章や絵画,掛け軸などの展示品,どれもとても素敵で歴史を感じるものばかりでした。
時折「うわぁ」という子どもたちの歓声が聞かれるほど,夢中になって見学していました。
3階にある展望室では,
「ここに一週間分の食料を持ってきて,みんなで泊まりたい。」
「みんなで,ここでかくれんぼしたい。」
「部屋がいっぱいあって,見つけるの大変だよ。」
「おそうじするのも大変そう。」
「ヨーロッパだ。」
「昔とは思えない。すごかった。」
などなど,自然に自分たちの感想を話し合う姿が見られました。
あっという間に1時間が過ぎてしまうほど,素晴らしい見学学習となりました。
猪苗代町の素晴らしい地域教材に感謝。
4年生の教室では,国語の授業研究会が行われました。
子どもたちは「世界にほこる和紙」という教材文を使って,中心となる語や文を見つけて要約することを学んでいきます。
今日は,教材文の意味段落「はじめ」「中」「終わり」のうちの「中」を中心に読みました。
教科書のページにすると4ページ以上もある文章を,200字程度にぎゅっと短く要約することに挑戦しました。
子どもたちは,「中」の文章をさらに細かく分けた「形式段落」に,課題解決のヒントがあると考えました。
苦労しながらも,考えて考えて,中心となる語や文を上手につないで,要約文を書き上げていました。
スクリーンに,要約文が書かれた自分たちのノートが映し出されることで,友達と考えを共有したり,くらべたりすることができました。
要約文を書いている時間に聞こえた,子どもたちの鉛筆を走らせる音がとても印象的でした。
5年生が総合的な学習の時間に裏磐梯の五色沼へ校外学習に出かけました。
磐梯山ジオパークからゲストティーチャーをお招きし,五色沼散策や裏磐梯ビジターセンター見学などの体験学習を行いました。
この活動を通して,磐梯山の噴火の様子や噴火後の森林復興に尽力した遠藤現夢氏の業績について学んでいきます。
学校を出発する際に,全員で吾妻小学校から見える磐梯山に注目しました。
ゲストティーチャーの方からは「五色沼のある裏磐梯からの磐梯山の見え方と,学校からの見え方をくらべてみてごらん」との問いかけがありました。
学校からは,中央に「大磐梯」,右手に「櫛ヶ峰」,左手に「赤埴山」が見えます。
これが,吾妻っ子がいつも見ている「磐梯山」ですが…?
五色沼散策で,子どもたちは少々歩き疲れた様子でしたが,爽やかな秋の日差しの下で素晴らしい五色沼の景色を目の当たりにすることができました。
野口音楽祭に向けて合奏の練習に取り組んできた3年生,4年生の子どもたちが,これまでの練習の成果を全校集会で披露してくれました。
なかなか思うような練習ができずにいましたが,今日の全校集会では,音楽を楽しむ心を伝えようと,3・4年生全員が気持ちを合わせて演奏することができました。
音楽祭本番も,音楽の楽しさ,みんなで合奏することの楽しさを,沢山の人に伝えてくれるはずです。
3年生の教室では,国語の授業研究会が行われました。
「すがたをかえる大豆」という教材文を使って,子どもたちは段落と段落の関係について考えてきました。
今日は,この単元のまとめとなる学習の時間です。
教材文の段落の順序で「すがたをかえる大豆」について説明されているのはなぜか?について考えました。
なかなか難しい学習でしたが,3年生の子どもたちは,段落のはじめの言葉「接続詞」や,「おいしく食べる工夫」や,「調理にかかる時間や手間」など,様々な視点から,その理由について自分なりに考えていました。
さらには,友達と考えたことについて交流し合うことで,自分の考えをさらに深めていました。
話す人を見て話を聞き,しっかりと相手の考えを受け止めようとする姿がとても印象的でした。
友達に考えを伝え,交流し合うことを大切にした学びが,これからも続いてきます。
良い天気に恵まれた朝,まず校庭に飛び出してくるのは,決まって1年生の子どもたちです。
「おはようございます。」と明るく気持ちの良いあいさつをすると,一目散にアサガオの鉢の前に向かいます。
そろそろ実が膨らんできました。実の中にはなにがあるのか,興味津々の子どもたちです。
この日は,鉢の支柱の先に何かを発見しました。
「あっ,イモムシだ。」第1発見者の男の子が大きな声でアナウンス。
すると,「どれ,どれ?」「うわぁ,イモムシだ。」「変な色」「だめだよ,いじめちゃ。」
いろんな学習が始まりました。
子どもたちは自分の興味にそって,見つけたこと,思ったことを,次々に言葉にしていきます。
見方も気づきも十人十色。
「実に面白い!」
コロナ禍での音楽の授業は、どのようにすればよいのか悩みながら、学習を進めています。
今日の音楽の授業は「鑑賞」を行いました。曲の雰囲気に合わせて、子ども達が思い思いに身体表現を考えます。
「なみをこえて」では、3拍子のワルツのリズムに乗って優雅に踊り、「ピンクパンサーのテーマ」では、忍び足で歩き、時折、大きな音にびっくりしたりと、それぞれの音楽の良さを感じ取りながら、楽しく身体表現することができました。(5月に1時目をとりましたが、本日は2時目でした。)
4年生の総合的な学習の時間では「水の旅」をテーマに森林環境学習に取り組んでいます。
前回の校外学習では「酸川」の流れを猪苗代湖までたどっていきました。
今回は,小野川湖,桧原湖,秋元湖にでかけ,周辺の水環境について学習してきました。
前回に引き続き,いなわしろ伝保人会代表の新家博行様をゲストティーチャーにお迎えして,それぞれの湖周辺の自然環境について教えていただきました。
子どもたちの日頃の行いが良いのでしょうか,前回も,今回も,自然体験にはもってこいの大変良い天候に恵まれました。
笹舟作りなどにも挑戦し,たくさんの気づきをえられた校外学習となりました。
自然豊かな猪苗代町だからこそ体験できる学習の一つです。